第731部隊の支部

1940年12月、

関東軍司令官梅津美治郎大将は天皇の軍令によって、

牡丹江、林口、孫呉、ハイラルに731部隊の

支部建設を指示しました。

東条陸軍大臣は各支部の定員を

300人とするという天皇の軍令に署名しています。

その後大連にも支部が出来たようです。

そして支部は第731部隊と同じに

秘匿名として数字で呼ばれました。

さらに同時に関東軍の各部隊にもそれぞれ所属していました。

◎牡丹江支部       

   満州第643部隊、 関東軍では延吉第3軍所属

◎林口支部         

   満州第162部隊 、関東軍では東安第5軍所属

◎孫呉支部         

   満州第973部隊 、関東軍では北安第4軍所属

◎ハイラル(海拉爾)支部  

   満州第543部隊 、関東軍ではハイラル第6軍所属
◎大連支部         

   満州第319部隊


1945年6月、731部隊の秘匿名が変更されました。

◎関東軍防疫給水部全体 満州第25201部隊

◎ハルビン本部     満州第25202部隊

◎牡丹江支部      満州第25203部隊

◎林口支部       満州第25204部隊

◎孫呉支部       満州第25205部隊

◎ハイラル支部     満州第25206部隊