血圧が高くても社会的に自立して元気な老人が沢山居ます。
逆に薬で血圧を下げて元気がなくなる人もいます。
次は日常生活能力と高血圧治療の関係です。
高齢者の日常生活能力(ADL)と高血圧治療の関係を
治療をと自立度で見てみます。
● 拡張期血圧値(下の血圧)と14年後の自立
注:下の血圧が高かった人で
薬を飲んでいない人と薬を飲んでいる人との比較です。
斜め右上に伸びている矢印は
もともとどの位の値を薬で下げたのかの予測です。
いずれにしても下が高くても
薬を飲んでいない人の方が
自立していることが分かります。
● 収縮期血圧値と非自立の割合
注:上のグラフは自立している人の割合、
下のグラフは自立していない人の割合です。注意!
注:高圧剤を飲んでいる人(濃い色の四角)の方が
自立していないことが分かります。