メニュー
口に入れるものには薬もありますが、
今回のテーマから外れますので省略します。
本題の食品です。
◎一般食品 いわゆる日常の食べ物です
◎保健機能食品(健康食品とかサプリメント)
◎特定保健用食品(トクホ)
◎栄養機能食品
◎機能性表示食品
◎その他健康食品
一般食品では通常の2~10倍も食べる人は
常識的にはいないでしょう。
しかし濃縮された一般食品では
成分を大量に摂取することが考えられます。
ですから肝臓への負担を考えると
濃縮された保健機能食品に
過剰摂取の疑いがかかる事になります。
「分類には意味がない」
上に健康食品の分類を書きましたが、
この分類は
「認可を受けたか」
「届けだけなのか」
「勝手に売っているのか」などの
手続き上の都合で分類されたもので、
肝臓にとっては関係ありません。
前に書いたように肝臓は来たものを
処理する為に働くのだからです。
そこで身体に与える負担に付いて考えてみます。
色々な点が指摘されますが、
大きく4つを選びました。
◎同じ成分が大量に入る
薬でも一般食品でも健康食品でも、
大量に入ればそれだけで
肝臓には負担になります。
その中でも薬や健康食品類は
同一成分が大量に肝臓に届きます。
ですから肝臓の特定の機能は
負担が過剰になり肝障害につながるのです。
◎必要量と最大摂取な巾が狭い
よく微量なミネラルや金属が必要だと言われ、
それらを含む健康食品や薬が沢山あります。
ただし微量なミネラルや金属といわれる物は、
微量が必要なのです。
特に鉄・ナトリウム・マグネシウム・セレン・
亜鉛等多くの元素は確かに微量は必要です。
しかしこれ等は身体の必要量と
耐用必要量(これ以上は過剰になる)の
巾が狭いのです。
そのため不用意に摂取するとすぐ
過剰になり、肝臓への負担や
金属アレルギ-を起こす場合があります。
◎脂溶性ビタミンの蓄積
ビタミンAやンDを初めとした化学物質で
脂溶性(脂に溶けやすい)の物があります。
それらはすぐに排泄されずに
体内の脂肪分に蓄積されてしまいます。
この影響での病気や他のトラブルにも
注意は必要です。
逆に水溶性の物質(ビタミンC等)は
排泄されやすいのですが、
排泄にも肝臓や腎臓に負担を与えますので
やはり過剰摂取は危険です。
◎重金属
健康食品では医薬品ほど厳密な
生産管理がされていないことが多いので、
知らず知らずのうちに微量な水銀・鉛・
カドミウム等に汚染されている場合があります。
最近では鉛による土壌汚染が
問題になり始めていますので、
植物由来の健康食品は注意が必要かもしれません。
つづきを読む
原子力発電と放射線
戦争・歴史
健康