日本軍と戦っていた中国共産党が何も言わなかった。
これもよく言われることです。
実際の資料を見てみましょう。
●中国共産党の論文
週刊誌「群像」1938年1月1日(武漢で発行されていた)
敵軍の暴行は最近開始されたものではなく、
「9.18」以前にすでに各種の残虐事件がひきおこされ、わが民衆が虐殺された。
「9.18」に敵軍がわが東北・華北ではたらいた残虐な行為は、
すでに世の共に知るところとなっている。
しかし、南京・上海沿線、とりわけ南京市の大虐殺は、
人類有史以来空前未曾有の血なまぐさい残虐な獣行記録をつくることとなった。
これは中国の全民族に対する宣戦にとどまらず、全人類に対する宣戦でもある。
敵の凶悪な残忍さは、人道と正義を血で洗い、
全世界・全人類の憤怒と憎悪をよびおこした。