武田薬品工業やノバルティスファ-マ-の
データ-改ざん事件と癒着が
マスコミを賑わしています。
ノバルティスに関して少し詳しく書きます。
● 薬粧タイムスの記事から 2014年7月3日 要約
ノバルティスファ-マ-では
高血圧治療薬ディオバン(一般名バルサルタン)を
血圧を下げるだけではなく
脳卒中にも効果があるとする
研究デ-タ-をまとめるために
5つの大学病院で臨床研究をしました。
その際ノバルティスの社員が
身分を隠して研究に参加していました。
そして5つの大学に総額11億3290面円余が寄付されました。
5つの大学とは
京都府立医科大学 松原弘明教授
東京慈恵会医科大学 望月正武 教授
滋賀医科大学 病院長柏木厚典教授
名古屋大学医学部
千葉大学医学部
そしてその内3つの大学でデ-タ-が改ざんされたのです。
3つの大学
京都府立医科大学
東京慈恵会医科大学
滋賀医科大学
それらの大学の中で
京都府立医科大学の松原弘明教授は
3億8170万円を受け取ったとされています。
● 東京新聞 2014年7月13日 要約
2012年にノバルディス疑惑が出たときに
それを払拭するため
医療専門誌に疑念を打ち消す
反論座談会広告が掲載されました。
座談会で司会役を務めた
日本高血圧学会役員の大学の研究室に
多額の寄付がされました。
寄付は2007年~2011年の間
血圧降下剤を製造している7社から総額1億7000万円、
その内ノバルティスからは3000万円だった。