尖閣諸島問題を棚上げして、
長い間漁業協定でうまく対処していたのに
何故こじれたのでしょうか?
2013年(平成22年)6月8日、
当時の菅直人総理は
「尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題は
そもそも存在しない」とする答弁書に署名しました。
未解決の領土問題が存在するから棚上げし、
漁業協定で処理してきたのです。
それを総理大臣が一方的に
「領有権の問題はそもそも存在しない」としたのです。
これがこじれのスタ-トです。
その次に違法操業の中国漁船を捕まえて、
船長を釈放するかの問題が起きました。
菅総理は「国内法で粛々と行なう」と発言しました。
そうすれば中国もまた「国内法で粛々と行なう」となります。
その結果が現在に至っているのです。