肝臓障害に関する色々なデ-タ- 2

次は身体のどの部分に被害が出たかの資料です。

● 「健康食品による臓器別有害作用」

  名城大学薬学部医薬品情報学研究室の論文から 

               2013年

 1位  117件   肝臓胆管障害 

 2位   77件   皮膚・皮膚付属器官障害

 3位   56件   代謝・栄養障害

 4位   37件   泌尿器障害

 5位   30件   免疫障害

 6位   25件   造血器障害

 7位   24件   アナフラキシ-・ショック、アレルギ-

 8位   22件   呼吸器障害

 9位   21件   神経障害

  10位  15件    内分泌障害

  11位  13件    循環器障害

  12位  11件    消化器障害

  13位   6件    骨・骨格の障害

     以下省略

圧倒的に肝臓胆管障害が多いことに気が付きます。

食事も、健康食品も、薬も全ての物は

肝臓で処理されるということの反映でしょう。

 

● 「健康食品被害の患者背景」   

   名城大学薬学部医薬品情報学研究室の論文から 

                2013年

◎性別

 女性  215例  65.7%

 男性  107例  32.7%

 不明   5例   1.5%

  注:予想通り多くの女性が

    健康食品に頼っていることが分かります。

◎年代 (多い順です)

 50代   74例  22.6%

 60代   65例  19.9%

 40代   59例  18.0%

 20代   34例  10.4%

 30代   33例  10.1%

 70代   27例   8.3%

 10代   13例   4.0%

 10歳未満 12例   3.7%

 80代     3例   0.9%

  注:40歳以上の中年の人は健康食品を

    沢山利用しているということでしょう。

◎アレルギ-の既往

 ない人     274例  83.8%

 その他のアレルギ-   23例    7.0%

 花粉症・鼻炎   15例    4.6%

 アトピ-      10例    3.1%

 喘息       5例    1.5%

  注:アレルギ-体質かどうかは関係ないようです

◎原疾患があるか

 何らかの原疾患あり  134例  41.0%

 原疾患記載なし    125例  38.2%

 原疾患なし       68例   20.8%

  注:何かの余病がある人に

    被害が多く出る傾向です