はじめに
薬の副作用には偶然の良い
副作用と不都合な副作用があります。
不都合な副作用のことを
有害事象と言いますが、
有害事象を分かりやすく「薬の副作用」として書きます。
このホ-ムペ-ジでは健康ジャンル
「自律神経と薬の作用」で
「薬の有害事象の考えで」を少し書きました。
考えはそこを読んでいただければ分かりますが、
今回は「薬の副作用」として今までに
トラブルが報告された薬を表に整理してみました。
ただし、薬の副作用を断定するのは
なかなか難しい問題です。
● 人それぞれ体質が異なりますのです
べての人に有害とは限りません。
もしそうなら即刻禁止になります。
● 同じ人でも体のコンディションによって
副作用がで出たり出なかったりする場合があります。
● 何種類の服用していると、
他の薬との飲み合わせでも有害な場合があります。
副作用の報告がきちんとした報告なのか、
多くの研究者が認めているのか・・・・
これも難しい問題です。
研究者や医師によっても見解は異なることが多く、
ワクチンやタミフルの例でも結論は出ません。
ですから結果的に薬害が起き、裁判が起きるのです。
ここでは敢えて批判を覚悟で、
私が知り得たことを書きます。
全てではありませんし、
思い込みもあるかもしれません。
日本は先進国の中では販売される薬の量が桁違いに多いのが問題になっています。
WHO(世界保健機関)が発表している「世界の標準薬」は350種類くらいです。
それに対して日本では1万種類以上の薬が販売されています。
さらに新薬の開発が急ピッチで短期間に多くの薬が販売されています。
最近では発売前の安全性確認の期間が短くなり、確認デ-タ-も少なくなっているようです。
最近高齢者の場合、定期健診や検診が増えています。
血圧、糖尿、コレステロ-ル、尿酸値・・・・等の基準値が厳しすぎるため、
病気と診断されることが多くなっています。
その結果投薬がさらに増えてくるものと思われます。
薬は目的の場所一ヵ所に作用するわけではなく、全身の色々なところに作用します。
ですから薬の量や種類が増えてくると副作用が増えることになります。
良かれと思って薬を飲んでも逆に有害事象に苦しむことがあるのです。
病気の場合薬を使用することは必要です。
しかし中年以上では、病気とはいえない単なる基準値より少し高めの状態が多く、
薬までは必要がない場合が多いと思います。
繰り返しになりますが、今回の一覧表に関してですが、実はこの一覧表を作ることについてはかなり迷いました。
かなり問題があるかもしれません。
反論も予想されます。
☆そんなことを言ったら
必要な薬も使えなくなってしまう
☆全て事実なのか?
証拠や実証デ-タ-はあるのか
このように内容については
かなり意見が分かれるかもしてません。
しかし薬の乱用が叫ばれている今、
あえて問題を承知で書きます。
分かる範囲で、一応参考までに・・・
ということです。
表の薬の順番は適当です。
そして病気になった時、
薬は必要だということを
忘れないでいただきたいと思います。
表は左から薬の目的、
一般名(正式名)、商品名、副作用です。
薬の名前は商品名の方がわかりやすいと思います。
次から逐次表の掲載を始めます。