形状・構造
液体粒子は一般的には球状ですが、
固体粒子は発生源や生成過程によって
様々な形になっています。
大きさの測定は大体の大きさということになります。
アスベストであれば針状になります。
粒子状物質については発生時期や発生源によって
性質も異なりますので整理してみます。
まず発生の概念図を見てください。
色々な原因で発生した物質がくっついたり、
太陽光線の影響で変化する仕組みです。
左上のNMHCとは非メタン炭化水素です。
その下のVOCは揮発性有機化合物です。
今多く問題になっているのは
自動車の排気ガスとか石炭や石油から出ている
人為起源の(図下)ものです。
それに右側の火山・黄砂等自然起源のものがあります。
図にはありませんが海の波しぶきの細かい海塩、
これも自然起源です。
これらが色々と作用してSPMやPM2.5を形成しているのです。
一概に良い悪いを言いづらいのはその理由です