外部被爆

前の方で、放射線が空気中で飛ぶ距離を書きました。

飛ぶ距離から考えて低線量であれば離れるか何かで遮蔽すれば大丈夫なことが分かります。

汚染された公園の土壌や落ち葉を隔離してブル-のシ-トで覆って3メ-トル外側にロ-プを張っておけば

とりあえず安全なことが理解出来ると思います。

しかし高線量の可能性がある原発事故の場合や、放射線に関する仕事(原発労働者や医療関係者)の場合には

遠くに離れるわけには行きませんから、どの位危険なのかは気になります。

次の図を見てください

 ゲンパツ被爆量と健康

●1年間と書いていないものは瞬間的(1回)に浴びる放射線量です。 

●100ミリシ-ベルトあたりの横の線より上は死亡を含めて直ぐに明らかな症状が出ますから 確定的な影響です。

●日本政府や多くの研究者(いわゆる原子力村といわれる御用学者)は

 この 100ミリシ-ベルト以下を低線量と呼び問題ないと主張してい ます。

 前の遺伝子を通過することを考えたら低線量が危険なことは間違いないでしょう

●この図にはありませんが、年間20ミリシ-ベルトは福島の子ども達が遊んでいる園庭の基準値です。 恐ろしく高い基準です。

●放射線の仕事をする人は1年間で50ミリシ-ベルトで、しかも5年平均で50ミリシ-ベルトと決められています。

●一般の人の基準値は年間で1ミリシ-ベルトです。

●自然放射線に関しては色々な考えがありますが

 世界平均で2.5ミリシ-ベルト/年で

 日本では1.5ミリシ-ベルト/年といわれています。

●自然放射線には本当に自然界から受けるものみと、 医療や核実験からのものを含める考えもあります。