血圧と非自立度
高齢者でも血圧が高くても元気な人が沢山います。
逆に薬を飲んでいて元気がなくなる高齢者もいます。
お話の最後は血圧と生活の自立の問題です。
まず非自立、つまり自立出来ない人の割合です。
血圧の高い高齢者が治療した時の自立度のグラフです。
「収縮期の血圧と自立していない人の割合」
解説
● 降圧剤を飲んでいる人(濃い色の四角)の方が
自立していないことが分かります。
左上に延びる矢印は例えば
160の人が薬で140下げた場合(■)と
飲んでいない140の人(□)と比べると
自立していないことが分かりますね。
[自立出来ている人の割合]
今度は下、つまり拡張期の血圧です。
少し紛らわしいのですが、
今手元にこのグラフしかなかったので
申し訳ありません。
解説:薬で下の血圧を下げても、
下げない人より自立出来ていないということです。
高齢者になっても元気で自立していたいものですね。
終了時間になりました。
これからご質問やご意見などをお伺いしたいと思います。
今日はどうもありがとうございました。