副作用が報告された薬の一覧 1
表のなかの薬についてコメントをいくつか先に書きます。
◎予防接種
厳密には薬ではないかもしれません。
ワクチン(予防接種)は色々あります。
効果があるもの、効果の持続の短いもの、長いもの・・・・
その中でインフルエンザワクチン程
効果がないワクチンも珍しいといわれています。
流行の型を予測して2017年の場合「A型2種類」「B型」の
3つのインフルエンザに対応する
ワクチンが作られました。
そして2017年から18年にかけて流行した型は
その同じ型なのです。
効果が無い証拠です。
普通先進国ではインフルエンザで
病院に行くことは少ないといわれます。
但し、
重症化した場合や余病(基礎疾患)がある場合は別です。
厚生労働省のホームペ-ジにも
「感染を防ぐことは出来ません」と書かれてあります。
また色々な医学の学会でも
ホ-ムペ-ジ上で
「水分補給をして安静にすること」となっています。
インフルエンザの型は理論上144種類位ありますが、
現実には数種類が繰り帰し流行しています。
ですから高齢者の場合若いころ
感染していることが多いので
既に免疫を持っている為発病しないか、
発病しても軽くすみます。
またワクチンで出来た免疫は
半年くらいしか効果がないといわれますので、
ワクチンをする限り一生続ける必要があります。
効果があればですが・・・・
きちんとインフルエンザに罹り
生涯免疫を獲得したほうが良いと思います。
◎痛風の薬
血液中の尿酸値を下げることが目的で、
高い尿酸値から生じた症状(痛風)を
治す薬ではありません。
血中尿酸値を下げることで刺激を与え、
逆に痛風発作誘発を起こすこともあります。
発作(痛み)が起きたときは逆に薬を
中止した方が良いとされています。
◎抗血栓薬・抗血小板剤
いわゆる血をさらさらにする薬です。
熊本の被災者のエコノミ-症候群を
防ぐ目的でも良く使われました。
薬よりも軽い運動で血流を良くするか、
食生活に気をつけるべきです。
血中濃度の半減期の長いものでは、
歯の治療や怪我に気をつけるべきでしょう。
どうしても体内部に出血傾向が懸念されるので、
事故や怪我に備えて拮抗薬(効果を打ち消す薬)が
近くに無い場合は慎重に使用したほうが良いと思います。
◎抗炎症剤・Nsaids
いわゆる解熱剤・鎮痛剤・抗炎症剤です。
微生物に感染したとき(例えばインフルエンザ)、
身体は対抗して発熱して微生物と戦います。
加熱殺菌や熱湯消毒と同じです。
発熱で微生物の活動を押さえている間に
免疫力は徐々に働き始めます。
解熱剤で強引に熱を下げると
身体は微生物と戦えないので
更に熱を上げようとします。
ただしあまり高熱は身体に負担を与えるので、
軽いものを服用して
38度5分以下にならない様にします。
WHOの薬の一覧(エッセンシャルドラッグ)に
「解熱」という項目がないことも大事なことです。
薬の目的 | 一般名(正式名) | 商品名 | 副作用 |
予防接種(ワクチン) | インフルエンザワクチン | 効果なし | |
Hibワクチン | ロタテック | 突然死の疑い | |
肺炎球菌ワクチン | プレベナ-13 | 効果に疑問 | |
ニュ-モバックスNP | 効果に疑問 | ||
子宮頸がんワクチン | サ-バリックス | 重度の副作用 | |
ガ-ダシル | 同上 | ||
C型肝炎治療薬 | NS5A+NS3/4A | ヴィキラックス | 急性腎不全 |
ソホスフビル(SOF) | ソバルディ | 高血圧・脳血管障害 | |
SOF・LDV配合 | ハ-ボニ- | 高血圧・脳血管障害 | |
シメプレビルナトリウム | ソブリア-ドカプセル | 高ビリルビン血症 | |
突発性肺繊維症 | ニンテダニブエタンスルフォン | オフェブ | 血小板減少・肝機能障害・吐き気 |
痛風 | フェブキソスタット | フェブリク | 痛風発作誘発・重症薬疹・肝障害 |
アロプリノ-ル | ザイロリック・他 | 痛風発作誘発 | |
プロベネシド | ベネシッド | 痛風発作誘発 | |
インフリキシマブ | レミケ-ド | 感染症や発ガンの危険 | |
ベンズブロマロン | ユリノ-ム・他 | 痛風発作悪化 | |
抗血栓薬 | ダビガトラン | プラザキサ | 死亡等重篤害反応・消化管出血・脳出血 |
アルテプラ-ゼ | アクチバシン | 脳出血死亡の危険 | |
アスピリン | バイアスピリン | 認知機能低下・消化管出血・潰瘍 | |
リバ-ロキサバン | イグザレルト | 重い出血・間質性肺疾患・血小板減少 | |
抗血小板剤 | クロピドグレル | プラビックス | 出血・発熱・感染・肝障害・呼吸困難・薬疹 |
脳保護薬 | エダラボン | ラジカット | 急性腎不全・劇症肝炎 |
抗炎症剤・Nsaids | アセチルサルチル酸 | アスピリン | 小児には中止 |
ジクロフェナク | ボルタレン | 消化管潰瘍・出血性ショック | |
メフェナム酸 | ポンタ-ル | アレルギ- | |
ケトプロフェン | エパテック | 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 | |
インドメタシン | インテバン | 胃潰瘍・十二指腸潰瘍 | |
ピロキシカム | パキソ | 高齢者に胃潰瘍・十二指腸潰瘍 | |
メロキシカム | モ-ビック | 高齢者に胃潰瘍・十二指腸潰瘍 | |
ロキソプロフェン | ロキソニン | 腸閉塞・消化管出血・心臓血管障害 | |
セレコシキブ | セレコックス | 心疾患 | |
神経障害性疼痛治療 | プレガバリン | リリカ | 眼障害・劇症肝炎・転倒・心不全・腎不全 |